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帳票の利用状況(2018年)/後編:IT担当者300人に聞きました(2/3 ページ)
キーマンズネット会員300人を対象にアンケート調査を実施した。データ化のルールやペーパーレスの進展など帳票の利用実態が明らかになった。
「帳票レス化」実行中企業はどんなツールを使っているのか?
このように帳票をデータ化するなどして紙文書を削減する企業はどのくらい存在し、どのような施策を行っているのだろうか。
「自社で取り組んでいる帳票レス化」について聞いたところ、「実行している」と「計画している」を合計した割合は、「複合機などを活用したFAXデータのPDF化」52.3%、「表計算ソフトを使ったローカルアプリ化」45.7%、「帳票のWebアプリ化」40.3%が上位で続き、以下に「タブレットアプリの利用」24.0%、「取引専用端末の導入」11.3%、「RFIDやM2MなどのIoTによる自動入出力」8.6%と続く結果となった。
一方、現在実行や計画はしていないまでも「興味はある」とした割合を見ると「RFIDやM2MなどのIoTによる自動入出力」が23.7%、「帳票のWebアプリ化」が22.3%、「タブレットアプリの利用」が21.0%と高い数値を示しており、IoTやタブレット端末など技術やデバイスの発展に伴い、帳票のデータへの意向が徐々に高まってきていることがうかがえる。
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