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オフィススイートの利用状況(2018年)/前編IT担当者300人に聞きました(1/3 ページ)

キーマンズネット会員306人を対象にアンケート調査を実施した。利用するオフィスツールや使用頻度の高いツールなど、オフィススイートの利用実態が明らかになった。

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 キーマンズネットは2018年5月25日〜6月14日にわたり、「オフィススイートの利用状況に関する調査」を実施した。全回答者数306人のうち情報システム部門が42.5%、製造、生産部門が14.4%、営業、販売、営業企画部門が13.4%、経営者・経営企画部門が5.6%などと続く内訳であった。

 今回は「業務で利用しているオフィススイート」や「使用頻度の高いツール」、オフィススイートの「利用端末」や「端末のOS」など、企業におけるオフィススイートの導入状況を把握するための質問を展開。現在、業務で利用しているオフィススイートでは「Microsoft Office(インストール型)」が85.0%と大半を占めていることが明らかになった。なお、グラフ内で使用している合計値と合計欄の値が丸め誤差により一致しない場合があるので、事前にご了承いただきたい。

「Microsoft Office」が根強い人気、中小企業を中心に“クラウド型”の利用進む

 はじめに、現在、業務で利用しているオフィススイートについて尋ねたところ(複数回答可)、「Microsoft Office(インストール型)」が85.0%と大半を占め、続いて「Microsoft Office 365(クラウド型)」が27.1%、「G Suite」が10.1%、「LibreOffice」が2.9%となった(図1)。業務利用ということもあって日本市場における「Microsoft Office」の根強い人気がうかがえる一方で、「Microsoft Office 365(クラウド型)」の利用率はそこまで伸びてはいない。ただし100人以下の中小企業では利用率は30.3%、同様のクラウド型オフィススイートである「G Suite」の利用率も19.7%と、従業員規模が小さい企業ほどクラウド型のオフィススイートの利用が進んでいるようだ。

業務で利用しているオフィススイート
図1 現在、業務で利用しているオフィススイート

 関連してMicrosoft Office(インストール型)を利用している方を対象に、利用中のバージョンについて聞いたところ「Office 2013」が36.2%と最も多く、続いて「Office 2016」31.2%、「Office 2010」30.8%となった。「Office 2007以前」については1.9%と利用者はごくわずかであった。

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