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本気のマイクロソフトが実践した“いいことずくめ”の業務改善:イベントレポートアーカイブ(4/4 ページ)
日本マイクロソフトは、2011年の震災をきっかけに自社の働き方がいかに非効率であったかを見つめ直した。徹底的な業務改善を実施したところ大きな成果につながったわけだが、何を実践したのか。
働き方改革を成功へと導くカギは経営者にある
このような全社的な働き方の見直しにより、社員1人当たりの売り上げが26%向上、仕事に対するやりがいも7%向上した。かつては男性の1.8倍あった女性の離職率も40%下がり、残業時間や旅費・交通費、紙資源の使用など下がっていいものは全て下がった。マイクロソフトの働き方改革が成功したのは、支社、部門ごとなど局所的に行うのではなく、全社で一丸となって取り組んだことにある。この点について田中氏は「働き方改革を成功へ導くには、経営者が旗振りをして全社員一斉に取り組むことが重要だ」と語った。
本稿は2018年8月21日に開催されたセミナー「Microsoft・Boxと考える働き方改革の未来」(主催:富士通)における講演「事業生産性26%向上 日本マイクロソフトの働き方改革」の講演内容を基に構成した。
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