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マルチクラウド時代のデータ管理に求められる機能とは何か(2/2 ページ)
ヴィーム・ソフトウェアは、マルチクラウド環境におけるバックアップとデータ保護を提供する「Veeam Availability Suite 9.5 Update 4」を発表した。ユーザー企業が直面する3つの課題を解決するという。
オンプレミス、クラウド間のワークロード移動を柔軟に
マルチクラウド時代という以上、オンプレミスとクラウドあるいはクラウド間のデータ移動は自由にできなければならない。これを実現する機能が「Veeam Cloud Mobility」だ。オンプレミスまたはクラウドベースのワークロードをAWS、Azure、Azure Stackへと2ステップで移行したり、復元したりできる。
セキュリティとコンプライアンスを考慮したレストアとは
オンプレミスの本番環境とネットワーク構成まで含めて同じ環境を隔離された状態で複製する「Veeam DataLabs」には、セキュリティとコンプライアンスのニーズに対応する機能強化が行われた。「Secure Restore」と「Staged Restore」だ。
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