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タブレットの導入状況(2019年)/前編IT担当者300人に聞きました(2/3 ページ)

社外業務やペーパーレス化に寄与する業務用タブレット。スマートフォンの導入よりも優先度が低い印象があるが、意外にも多くの企業が導入を進めている。その割合や効果は?

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タブレット利用目的、2位「営業効率UP」3位「遠隔地との情報共有」……1位は?

 次に業務用タブレットを導入済みまたは導入予定の方を対象にその利用目的を聞いたところ、1位は「紙資料を削減したい」で51.2%、2位は「営業効率を上げたい」で47.3%、3位は「遠隔地と情報共有、意思伝達したい」で33.3%、4位は「社外から社内システムにアクセスしたい」で27.1%だった(図3)。

 タブレット活用における費用対効果が分かりやすい紙資料の軽減が票を集め、続いて営業効率の向上を目的とする項目が挙げられた。タブレットは顧客先など社外でのプレゼンに力を発揮する。端末内に保存した営業資料はもちろん、社外から社内サーバにアクセスし動画やデモサイトを実際に動かして見せるなど、視覚的に分かりやすい提案が可能だ。タブレット端末での利用に最適化されたweb会議やBIツールなどもそろっており活用シーンが広がっている。

 社外利用を前提に導入されることが多い背景から、タブレットを選定する際に重視するポイントについても「バッテリー持続時間(49.6%)」や「本体の軽さ(47.3%)」「サイズ(41.9%)」や「耐久性(40.3%)」が上位にランクインした(図4)。


図3 タブレットの利用目的

図4 タブレットを選定する際に重視するポイント

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