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「うちの事業所なら、紙のタイムカードでも十分」って、それ、本当に管理できていますか?(2/3 ページ)
働き方改革関連法がスタート。中小企業には多少の猶予はあるとはいえ、労働時間の管理はより厳密さが求められます。タイムカードの集計だけで本当に乗り切れますか?
紙のタイムカードが「できているようでできていなかったこと」
現段階でそれなりにできている勤怠管理をどうして見直す必要があるのでしょうか。 その答えは「今の勤怠管理は“本当はできるのにしていなかったこと”がたくさんあるから」です。次の4項目は、紙のタイムカードを運用している時にできていないことの代表的なものといえるでしょう。
これらは今まではある程度許容されてきたものもありますが、今後、事業者側は勤怠状況の把握を含め、より厳密な管理が求められます。今まで通りの運用で「何かがあったとき」に事業者は従来以上に大きな責任を負うことを忘れないでおきましょう。
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