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Zoomの上座はどこ問題が現実に? 新機能で予想外の反応

Zoomの最新アップデートで「Web会議にもついに上座が登場した」として、話題を呼んでいる。

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 Web会議ツール「Zoom」が2020年9月1日付でリリースした最新アップデートで、新機能「カスタムギャラリービューの構成」が追加された。この機能が「Zoomでも上司や顧客を上座にできるようになった」としてTwitterなどで話題を呼んでいる。

 カスタムギャラリービューとは、ホスト権もしくは共同ホスト権を持つユーザーが、ニーズに合わせてギャラリービューを並べ替えることができ、このビューを参加者に展開するか、参加者が独自のカスタムビューを作成できるようにするかを選択できるという機能だ。参加者をクリックしてギャラリービューで希望の位置にドラッグするだけで実行でき、このレイアウトはリリースされるまでそのまま残る。

 併せて、「マルチピンおよびマルチスポットライト」機能も登場し、会議の参加者のうち9人の参加者にスポットを当てることが可能となった。10人以上のWeb会議で、会議の発表者や上司などを常に表示されるようピン止めしておくなどの使い方が想定される。

「Zoomの上座はどこだ」問題が話題の日本を意識したものではない

 同機能のリリースにより、従来のZoomではできなかった役職者や顧客営業先などを画面の上座に固定することが可能となった。実はZoomにおけるWeb会議マナーの要望は2020年6月時点でTwitterを中心に議論を呼んでいた。

 同機能を利用できるZoomの最新バージョンは「5.2.2」で、WindowsmacOSに対応している。

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