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法務に“優秀な”担当者は不要となるか? 契約書レビュークラウドが範囲を拡大
GVA TECHは、企業向けAI契約書レビュー支援クラウド「AI-CON Pro」に、12類型27種類の契約書レビューと約100種類の契約書作成を追加した。これで法務部門はどこまでラクできるのか。
GVA TECHは2020年12月21日、企業向けAI(人工知能)契約書レビュー支援クラウド「AI-CON Pro」に、12類型27種類の契約書レビューと約100種類の契約書作成を追加したと発表した。新たに、「共同研究」「事業用賃貸借契約」「労働者派遣契約」などに対応した。
AI-CON Proは、顧客企業が使用している契約書のひな型や法務知識に基づいて、契約書レビューを支援するサービスだ。顧客企業が普段あまり取り扱わない類型の契約書のレビューや、契約書レビューの支援機能「AI-CONプレイブック」も提供している。
今回追加したのは、12類型27種類のAI-CONプレイブックと、ドラフト機能向けの約100種類の契約書ひな型だ。AI-CONプレイブックは合計26類型92種類の契約書レビューに対応し、ドラフト機能では合計220種類の契約書ひな型が利用できる。
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