話が長い人はChatGPTも使えない? 正しい命令文の書き方(第3回)

「ChatGPT」に何か質問すると、すぐに回答が返ってくる。だが、質問が複雑だったり、場合分けがあったりすると期待した回答を得られないことがある。どうすればよいのだろうか。記事の後半では、ChatGPTで役立つ「小技」も紹介した。

 「ChatGPT」はどんな質問を投げ掛けても答えを返してくる。だが、質問が悪いと望んだ結果は得られない。

 第1回第2回に続き、今回はChatGPTの開発元であるOpenAIが公開した6つの戦略から3つ目の戦略*を紹介する(連載記事の一覧はこちら)。

*OpenAIがベストプラクティスとして紹介した具体例の幾つかはGPT-4でのみ動作する。

戦略3 複雑なタスクをより単純なサブタスクに分割する

 ChatGPTに複雑な命令(タスク)を与えると、想定した回答が得られない確率が高まる。複雑なタスクは単純なタスクよりも回答のエラー率が高くなる。ではどうしたらよいのか。

 このような場合はサブタスクに分解するとよい。まずタスクを一連の流れに分割する。そして1つ前の先のタスクの出力を次のタスクの入力として使う。

元のタスク A=(a+b+c)

分割したタスク a→b→c

 これはソフトウェア工学において、複雑なシステムをモジュール化されたコンポーネントに分解して開発しなければならないことと同じだ。

戦術1 ユーザーのクエリに最も関連する命令を特定するために、インテント分類を使用する

 ChatGPTはユーザーが何を求めて質問しているのかを「理解」するためにインテント分類を使っている。インテント分類が正しく働くように質問すればよい。

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開発元が教えるChatGPTの上手な使い方

「ChatGPT」などの生成AI(人工知能)は人と同じ方法で考えるAIではない。あいまいな指示を与えたとき、ユーザーの気持ちをくみ取ってまさに書いてほしかった文章を返してくれることはない。これを忘れると生成AIの力を十分に引き出すことはできない。

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