検索
特集

UTM(統合脅威管理)の導入状況(2014年度)IT担当者300人に聞きました(4/5 ページ)

多岐にわたるネットワークセキュリティ機能を1台に集約したUTM。キーマンズネット会員を対象にUTMの実態調査を行った。

PC用表示 関連情報
Share
Tweet
LINE
Hatena

導入予定では半数が「運用コスト」を問題視、「専任者不足」「知識不足」も懸念

 続いて、UTMを「導入済み」と回答した人に、「導入時に問題となった点」を尋ねた(図3-1)。1位は「運用コスト」で37.7%、2位は「障害が発生した時のリスクが大きい」で31.1%、3位は「パフォーマンスの低下に不安がある」で29.5%、4位は「製品の知識が少ない」で19.7%、同率5位は「導入コスト」と「メンテナンスが複雑」で18.0%と続く結果となった。

 また、UTMを「導入予定」と回答した人に「導入検討に際し、問題となる点」を尋ねると(図3-2)、1位は導入済みと変わらず「運用コスト」で50.0%、2位が「パフォーマンスの低下に不安がある」で47.2%、同率3位が「導入コスト」と「専任の管理者がいない」で44.4%、5位が「製品の知識が少ない」で41.7%という結果となった。

 「導入済み」と比べ「導入予定」では、「専任の管理者がいない」や、「導入コスト」「製品の知識が少ない」が20ポイント以上高く、これらの懸念事項がスムーズな導入につながっていない原因と推測される。

導入時に問題となった点(導入済み)・導入検討に際し、問題となる点(導入予定)
図3 導入時に問題となった点(導入済み)・導入検討に際し、問題となる点(導入予定)

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る