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UPSの導入状況(2015年):IT担当者300人に聞きました(2/5 ページ)
IT担当者346人にUPSの導入状況を調査した。導入率は72.6%と高いが、必要性を感じない企業が増加傾向にある。
約半数の企業でサーバ以外にもUPSを設置、対象はネットワーク機器が最多
次に、UPSを導入している人に、サーバ以外に接続している機器の有無を尋ねた。その結果、「サーバ以外にも設置している機器がある」と回答した人が53.1%、「UPSはサーバのみに設置」と回答した人が46.9%となり、約半数の企業でサーバ以外にもUPSを設置していた(図2-1)。
また、「サーバ以外に設置している機器がある」と回答した人に、その設置機器を伺った結果、1位が「ネットワーク機器(スイッチ、ルーターなど)」で75.4%、2位が「ストレージ」で50.0%、3位が「デスクトップPC」で37.3%、4位が「HDD」で23.8%、5位が「ワークステーション」で21.4%と続いた(図2-2)。
その他と回答した人の中には、「IP-PBX」や「メインフレーム」が複数上がった。ちなみに、「オフィス機器(プリンタなど)」と2.4%が回答しているが、レーザープリンタなど断続的に大電流が流れる機器への接続はUPSの故障の原因となるので、オフィス機器へ設置する場合には、接続してよい製品かしっかりと確認してほしい。
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