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制度対応の負荷を軽減、「6つの実施プロセス」で選ぶストレスチェック対策ソリューションIT導入完全ガイド(4/5 ページ)

制度対応にかかる人的、時間的負荷が重荷だ。ストレスチェック実施を6つのプロセスで整理し、適切なソリューション選びのポイントを解説する。

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ストレス判定を助けるソリューション

 実施者により「高ストレス者」と判定された人に対してその旨の通知を行うことに加え、面接指導の申し込み、相談先の情報、ストレス緩和の方法を伝えることがITソリューションの重要な役割となる。

 最終的に面接指導の必要性を判定するのは実施者の役割であり、面接を勧奨したり、スケジュールの連絡をしたり、実施者のサポートを行うことが実施事務従事者の役割となる。実施者と実施事務従事者、そして受検者の間をつないでサポートするのがITソリューションの役割になるが、主には結果の分析と表示、そして次のプロセスである面接指導への橋渡しをすることが中心になる。

 回答結果は簡単に数値化できるので、さまざまなグラフに加工できる。どのように見せるかが肝心なところだが、この加工はさほど難しくはなく、ソリューションの標準レポートに課題があったとしても自社向けにカスタマイズすることが可能だろう。ただしグラフにコメントやアドバイスを添える場合には、ベンダーの専門性が表れやすいところではあるので注意したい。

ストレス判定の個人別報告書の例
図6 ストレス判定の個人別報告書の例(出典:日本CHRコンサルティング)

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