特集
SFAの導入状況(2016年)/前編(2/3 ページ)
キーマンズネット会員335人を対象にアンケート調査を実施した。SFAの導入に当たり、営業部門が抱えている課題やシステムの導入形態が明らかになった。
この3年でSFA導入率が倍増、特に大企業やIT関連業以外での導入が進む
次に「SFAの導入状況」について聞いた。
全体では「既に導入済みである(追加リプレースなし)」が23.9%、「既に導入済みである(追加リプレースあり)」が5.1%、「新規で導入を検討している」が2.7%、「必要性を感じているが導入時期は未定」が17.0%、「必要性を感じない」が51.3%となった(図2)。まとめると、導入済みは29.0%、未導入は71.0%となり、3年前の15.8%と比べ導入率は倍近く増加した。
また、3年前と今回の調査結果を企業規模別に見てみると、1001人以上の大企業では22.7%から46.5%と倍に伸び、101〜1000人以下の中堅企業では14.3%から23.7%と約10ポイント増加した。一方100人以下の中小企業では7.2%で3年前と変化はなく、大企業との導入率の差は6倍ほど開く結果となった。業種別ではIT関連外の製造業と流通・サービス業での導入率が倍増した。
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