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会議支援ツールの導入状況(2017年)/後編IT担当者300人に聞きました(2/3 ページ)

キーマンズネット会員607人にアンケート調査を実施した。会議を最適化するためのITツールの導入状況や遠隔会議の可能性などなど実態が明らかになった。

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テレワーク目的での遠隔会議システム導入はほとんどない

 会議最適化ツールの中でも既に導入率の高かった遠隔会議システム(電話会議、ビデオ会議、Web会議を含む)について、既に導入している企業を対象に、その導入目的を尋ねた。

 結果は、「出張・移動コスト(交通費、宿泊費、人件費)・時間の削減」(68.6%)と「日常の会議やミーティング(役員会議を除く)」(64.2%)が飛び抜けて多かった。一方、昨今注目を浴びる「テレワーク」(5.5%)に関しては選択肢の中で最も少なかった。今後はテレワーク目的の導入も増えていくかもしれない。

遠隔会議システムの導入目的
図2 遠隔会議システムの導入目的

 利用している頻度と接続拠点数も聞いている。まず利用頻度については、回答者数の多い順に「週1〜3回」(31.3%)、「ほぼ毎日」(29.7%)、「月1〜3回」(26.4%)、「半年に1〜3回以下」(12.6%)となった。「週1〜3回」(31.3%)、「ほぼ毎日」(29.7%)、を合計すると61.0%となり、6割の企業では週に1回以上利用されているようだ。

 接続拠点数については、「1〜5拠点」(44.4%)を上げる企業が最も多く、次いで多いのは「6〜10拠点」(23.4%)、「11〜20拠点」(12.5%)であった。それ以上の「21〜40拠点」(7.7%)、「41〜100拠点」(5.4%)、「101拠点以上」(6.6%)は合計すると19.7%と上り、全体の約2割は21拠点以上をつないでいることが分かった。

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