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オフィス内を飛び回るドローンで社員の健康を管理する「T-FREND」とは(2/3 ページ)
「ドローンが社内をブーンと飛び回りだしたら、あなたは業務に集中できるか、それとも帰りたくなるか」。驚きのサービスが実現しようとしている。その狙いは?
ネットワーク基盤をNTT東日本、ドローン開発をブルーイノベーションが手掛ける
ドローンの巡回時に撮影された映像は、インターネットを経由することなくNTT東日本の閉域の「フレッツ網」を経由してクラウドへ送信するため、従業員の個人情報や社内の機密情報が流出する恐れはない。T-FRENDサービスに参画するNTT東日本 千葉事業部 コラボレーション推進長の大村 健太郎氏は「大成が本サービスをワンストップ提供できるように、ネットワーク基盤とクラウドサービスでサービスをサポートする」と話した。
ドローンの飛行時間は約10分で、現時点では充電に人手が必要だが、本サービスの提供時点には専用の離着陸ステーションが設けられ、充電まで自動化される予定だ。T-FRENDで採用している室内型ドローンの開発を手掛けたブルーイノベーション社長の熊田貴之氏は「GPSに頼らないドローンが実際のサービスに採用されるのは恐らく世界初のこと」と胸を張った。
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