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ファイルサーバの利用状況(2017年)/前編:IT担当者300人に聞きました(2/3 ページ)
キーマンズネット会員対象にアンケート調査を実施した(有効回答数155)。利用率や満足度などファイルサーバーの利用実態が明らかになった。
不満の声は減少、おおむね満足と感じるユーザーが過半数
次に、何らかの業務でファイルサーバを利用しているとした回答者を対象に、現在利用しているファイルサーバの満足度を聞いたところ、「満足」が16.4%、「やや満足」が43.8%、「どちらとも言えない」が24.0%、「やや不満」が10.3%、「不満」が5.5%となり、おおむね満足している回答者が過半数の60.2%を占める結果となった。おおむね満足とする回答者が55.4%だった2016年調査と比較すると4.8ポイント増加している。同様に「不満」「やや不満」とする回答は2016年度調査では19.2%だったが、今回の調査では15.8%と、3.4ポイントの減少を見せた。
おおむね満足とする回答が寄せられた一方で、今度はファイルサーバ利用者全体を対象に(不満とした回答者以外を含む)、不満点や課題点を任意で選択してもらったところ、図3のような結果となった。
課題の1位に挙がったのが「容量が足りない(46.7%)」、次に「持ち主不明のファイルを管理できない(41.8%)」「社内からしかアクセスできない(32.8%)」「組織改変に追従したディレクトリ管理が煩雑(24.6%)」と続いた。
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