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日本ガイシ、業務基盤見直しのためSAP Concur ソリューションを採用
日本ガイシは間接費管理基盤として、経費精算・管理クラウド「Concur Expense」と、出張手配・管理クラウド「Concur Travel」を導入した。
コンカーは2022年2月3日、日本ガイシが間接費の管理基盤として「SAP Concur」ソリューションを導入したことを発表した。日本ガイシは同年1月に、同社の社員約5000人を対象に運用を始め、年間業務時間の大幅な削減と業務効率化を目的としている。
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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大をきっかけにキャッシュレス決済やテレワーク推進に向けたペーパーレス対応など社会情勢の変化が起きた。日本ガイシはこれらの状況に対応するため、経費精算・管理クラウド「Concur Expense」と、出張手配・管理クラウド「Concur Travel」を採用した。
Concur ExpenseとConcur Travelの導入効果は以下の通りだ。
- モバイルアプリを使用し、経費精算のための出社を抑制
- 電子帳簿保存法に即した運用でペーパーレス化
- 法人カードやQRコード決済サービスとのデータ連携で業務負荷削減
- 出張旅程からCO2排出量を可視化、よりサステナブルな選択肢を明示
- 社内規定に沿った出張予約を推進し、コストを可視化
- 「Concur Expense」「Concur Travel」の同時導入による、出張旅費精算の簡略化
コンカーによるとConcur Expense、Concur Travelに加え、規定違反の目視チェックと監査代行を担う「Audit サービス」、専門オペレーターが問い合わせに対応する「ユーザーサポートデスク」、専門の担当者がシステムの運用支援と改善提案をおこなう「サービス・アドミニストレーション」といった各種アウトソーシングサービスをあわせて利用すれば間接業務のさらなる効率化が可能という。
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