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専門調査で従業員体験を向上、日鉄ソリューションズが「Qualtrics EmployeeXM」を採用

日鉄ソリューションズは、クアルトリクスの従業員エクスペリエンス管理ソリューション「Qualtrics EmployeeXM」を採用した。導入の背景やクアルトリクスを選定した理由とは。

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 日鉄ソリューションズは、新たにクアルトリクスの従業員エクスペリエンス管理ソリューション「Qualtrics EmployeeXM」(以下、EmployeeXM)を採用した。クアルトリクスが2022年4月28日に発表した。

従業員エクスペリエンス管理で何を目指すのか

 EmployeeXMとは、従業員エクスペリエンスの専門家が作成したエンゲージメント(関係性)に関する設問を利用して従業員調査を実施できる。それによって得られた結果をダッシュボードで分析し、従業員エクスペリエンスの理解と改善に役立てられるソリューションだ。

 調査結果を社外のベンチマークと比較したり、改善のための推奨アクションを参照したりして、問題に対するアクションへの優先度付けが可能だ。さらに、従業員の声を定期的に収集する機能も備える。従業員のニーズや優先事項に対応し、従業員のエンゲージメントと定着率を向上させられるとしている。

 日鉄ソリューションズでは、組織のエンゲージメント状態や重点施策の状況を迅速に把握し、必要なアクションを起こし、常に組織のエンゲージメントを高め続けるための仕組みづくりを目指しているという。それには、組織風土に関する調査や分析、それによって顕在化した課題に対するアクションが会社単位や職場単位で確実に実施され、そのアクションの効果を測定することが重要だとしている。

 EmployeeXMの採用に当たっては、日鉄ソリューションズの取り組みに向けて、調査の配信から集計・アクション管理までが単一のプラットフォームで実施可能で、実施アクションの有効性が確認できることなどを評価した。同社はEmployeeXMを活用して、現在施策として実行中の働き方変革の観点を加えた上で、従業員エンゲージメントに特化した調査を実施しているという。

 今後日鉄ソリューションズでは、年に一度のエンゲージメントサーベイで得た結果を利用しながら、調査結果に基づいたワークショップを組織単位で実施するなど、従業員エンゲージメントの向上を目指すとしている。加えて、年に複数回の調査を必要に応じて実施して、より細かなニーズを把握するとしている。

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