セキュリティ業界から女性を排除するのは「制度」ではなく「人」かも?

ある調査によると、サイバーセキュリティ業界で女性が不利に立たされているようだ。その原因とは?

 サイバーセキュリティ業界における女性の活躍を支援する団体Women in CyberSecurity(WiCyS)が2023年3月29日に発表したレポートによると、サイバーセキュリティ業界の女性は、勤務満足度や生産性、リテンションの低下と並んで、疎外感を感じる職場環境を経験していることが分かった(注1)。

 同レポートでは調査対象の女性らが、組織のリーダーシップおよび直属の上司、同僚からのリスペクトの欠如に加えて、キャリアや成長の機会の欠如についても議論している。この調査結果を受けて、WiCySのエグゼクティブディレクターのリン・ドーム氏は次のように述べる(注2)。

 「サイバーセキュリティ業界の女性の割合は24%前後で推移しており、本来あるべき姿よりもはるかに低いことを私たちは知っている」(ドーム氏)

排除の原因は「制度」ではなく「人」?

 ドーム氏は、女性が排除されていると感じる原因が企業の方針ではなく「人」であることに驚いたという。

 「サイバーセキュリティ業界が女性を受け入れるまで、まだ長い道のりがあるという事実を浮き彫りにしている」(ドーム氏)

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