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「これがないと仕事ができない」読者が選んだ便利なExcelショートカットキー集

キーマンズネットの読者調査結果を基に、Excelの「よく使うショートカット」を紹介する。

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 「Microsoft Excel」(以下、Excel)のショートカット機能は、手軽に利用できる業務効率化の手段だ。新人の頃に、代表的なものを一通り覚えたという人もいるのではないだろうか。本稿では、キーマンズネットの読者調査「Excelの利用状況/2024年(実施期間:2024年7月5日〜19日、回答件数:428件)の結果を基に、「よく使うショートカット」を紹介する。

読者が「よく使うショートカット」はどれ?

 読者が選んだ「よく使うショートカット」のランキングは以下の通りだ。

 [Ctrl]+[C]/[V]は約9割の読者が使っているようだ。ちなみに、メディア企業では書いた原稿の内容を失わないように「息を吸って吐くように[Ctrl]+[S](上書き保存)を押せ」と教育される。

順位  ショートカット 機能
1 [Ctrl]+[C],[Ctrl]+[V] コピー・ペースト
2 [Ctrl]+[Z] やり直し
3 [Ctrl]+[S] 上書き保存
4 [Ctrl]+[F],[Ctrl]+[H] 検索・置換
5 [Ctrl]+[1] セルの書式設定を開く
6 [Ctrl]+[;],[Ctrl]+[:] 現在の日付・時刻を入力

 なお、7位以下は次の図の通りだ。基本のショートカットが並んでいるが、[Ctrl]+[O]や[Ctrl]+[Shift]+[L]などは使う人が少ない。


よく使うExcelのショートカットキー

読者おすすめのショートカットキー6選

 読者からは上記で挙げたもの以外にもさまざまなショートカットが寄せられた。場特に多く寄せられたものを5つ厳選して紹介する。

[Ctrl]+[K]でリンク挿入

 [Ctrl]+[K]でハイパーリンクを挿入できる。通常、Excelではリンクを埋め込む際に、右クリックでメニュー画面を開き、「ハイパーリンクの挿入」を呼び出す必要がある。[Ctrl]+[K]で、右クリックをすることなく「ハイパーリンクの挿入」をすぐに起動できるので、埋め込みたいリンクが複数ある場合などに便利だ。

[Ctrl]+[Y]で元に戻した操作を復元

 [Ctrl]+[Z]で元に戻した操作を、復元したいときに使う。このショートカットは、使っているというコメントが特に多かった。

[Ctrl]+[PageDown]、[Ctrl]+[PageUp]で隣のシートに移動

 1つのファイルに複数のシートがある場合、[Ctrl]+[PageDown]で「右隣のシート」に、[Ctrl]+[PageUp]で「左隣のシート」に移動できる。

[Ctrl]+[D]、[Ctrl]+[R](上/左のセルをコピー&ペースト)

  [Ctrl]+[D]で上のセルの値を、[Ctrl]+[R]で左のセルの値をコピー&ペーストできる。

[Alt]→[H]→[O]→[I]で列の幅を自動調整

 記入されている文章に対して[Alt]→[H]→[O]→[I]の順でキーを押すことで列の幅を自動調整できる。


Bの列幅が入力された文字に対して狭い

Bの列幅を自動調整

[Ctrl]+矢印でデータの終点まで移動

 [Ctrl]と移動したい方向の矢印を押すと、データの終点まで一気に移動できる。地味な機能だが、「これを使えないと仕事の生産性が圧倒的に下がる」という人がいるほど欠かせないショートカットだ。

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