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Power Automate初心者でも“すぐデキる”業務自動化シナリオ 社内の情報収集を効率化実例で学ぶ! 仕事を効率化するPower Automate活用術(3/6 ページ)

Power Automateは複数のサービスを連携させて業務プロセスを自動化できることが特徴です。今回は、Power AutomateとMicrosoft 365の便利ツールを使って社内の情報収集を効率化する方法をステップバイステップで解説します。

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5.フローの作成前の準備

 改善の方針がまとまりデータの取得についても確認できたので、フローを作成していきたいところですが、その前に準備をします。

5.1.保存先の用意

 今回のようにPower Automateを使ってFormsのデータを加工する場合、別途アンケート結果の保存先を用意する必要があります。

 今回は、データを保存するExcelファイルをOneDriveに作成します。


図11 OneDriveのExcelファイル

 Excelには、集計項目用の列を作成し、テーブルとして設定しておきます。今回はテーブル名を既定値の「テーブル1」としました。


図12 列の作成とテーブルの定義

 これで、保存先を用意できました。

5.2.Formsの用意

 Power Automateと連携させるためのアンケートフォームをFormsで用意します。改善前のフォームから不要な項目を削除して使ってもいいのですが、今回は改めて作成しました。

 先ほど検討した通り、ユーザーの回答項目は1つのみで、希望日程を選択肢から選ぶだけです。


図13 改善後のアンケートフォーム

 今回の仕組みは回答者の名前を記録する必要がありますので、忘れずに「名前を記録」にチェックを入れておきます。


図14 Formsでの「名前を記録」の設定

 これで、Formsの準備も出来ました。

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