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JR東日本が「AI面接官」を新卒採用に導入 単なる効率化にとどまらない目的とは

VARIETASはAI面接官がJR東日本の新卒採用に導入されたと発表した。社会インフラを担う同社が、AIを採用に活用する理由はどのようなものか。

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 東日本旅客鉄道(以下、JR東日本)は、VARIETASが提供する「AI面接官」を新卒採用に導入した。

 モビリティと生活ソリューションを担う人材との出会いを進化させ、多様な背景を持つ学生が挑戦しやすい選考環境の構築を狙う。

「AI面接官」採用の目的は効率化だけではない

 JR東日本は鉄道を中心とする社会インフラを支え、安全を最優先に事業を展開してきた。同時に、地域社会と連携しつつ新たな価値創出にも取り組んでいる。現場や、技術、サービス、企画など、幅広い分野で働く人材がその基盤を支える。

 新卒採用においては、専門性や知識に加え、社会インフラを担う責任感や協働姿勢、変化への適応力を重視している。JR東日本では、個々の学生と向き合う選考を続けてきたが、応募者の価値観や経験が多様化する中で、限られた機会において人物理解を深める手法の高度化が課題となっていた。

 こうした背景から導入されたAI面接官は、単なる効率化を目的とするものではない。評価基準の整理と対話の質向上を通じて、応募者の考えや経験をより丁寧に把握することを目指す。時間や場所の制約を受けにくい選考手法により、応募機会の拡張にもつながる。

 JR東日本人財戦略部の担当者は、AI面接官について、人に代わる判断手段ではなく、応募者一人一人の思考や意欲を理解するための補助的な役割と位置付ける。新卒採用を将来の企業を担う人材との出会いの場と捉え、多様な人材との接点を広げることに意義があるとした。

 VARIETASは今回の取り組みを通じて、採用における相互理解の深化を支援する方針だ。AI面接官を起点に、人材基盤の強化を中長期的に進め、企業の事業特性に応じた採用の在り方を、技術と人の協働で支える。

 同社は今後、採用にとどまらず、入社後の定着や活躍支援まで視野に入れたサービス提供を進める。人と組織の意思決定を支援する基盤構築を通じて、企業の持続的成長への貢献を図る。

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