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生成AIの“使いっぱなし”を防ぐ、FCEが研修から定着までAI活用を支援
FCEは「AI組織活用研修・コンサルティング」の提供を始めた。企業向けにAI研修や活用コンサルティング、AIエージェント導入支援、定着支援を組み合わせたサービスだ。AIツール導入後の活用定着や業務への組み込みを支援する。
FCEは2026年5月13日、企業向けに「AI組織活用研修・コンサルティング」の提供を開始した。AI研修やAI活用コンサルティング、AIエージェント導入支援、人材育成プラットフォーム「Smart Boarding」を活用した定着支援を、トータルで提供する。
「AI組織活用研修・コンサルティング」で3つのAI活用支援
同社はサービス提供の背景として、生成AIを含むAIツールの導入や試験利用が進む一方で、従業員が十分に使いこなせない、一部の利用にとどまる、業務プロセスへの組み込み方が分からない、継続的な活用や定着の進め方が見えにくいといった課題があることを挙げている。
サービスの提供内容は主に3つある。1つ目は、経営層や現場従業員向けのAI研修だ。AIの基本理解やリスク、生成AIの活用体験、プロンプトの基礎、AIエージェント作成、業務課題の整理などを段階的に扱う。2つ目は、業務棚卸しやAI適用可能性の評価、活用テーマの優先順位付け、運用ルール整備、AIエージェント導入支援といった活用設計だ。3つ目は、AI活用の定着支援だ。AI活用に関する継続学習や実践機会の提供を通じて、AI活用を組織内に定着させることを目的としている。
同社は、AI活用を単発の研修やツール導入で終わらせず、組織内で継続的に使う体制づくりまで支援するサービスとして展開する考えだ。今後は、企業ごとの課題やAI活用段階に応じて、支援プログラムを拡充するとしている。
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