ハヤカワ電線が悩んだ「拠点間のタイムラグ」 マネージドVPNで解消へ
BCCは、ハヤカワ電線工業に「BM XマネージドVPNサービス」を提供した導入事例を公開した。物流センター移転に伴うネットワーク再構築によって、本社との情報連携の遅れや少人数体制での運用負荷への対応を図った。
IT営業アウトソーシング事業などを営むBCCは2026年5月18日、ハヤカワ電線工業に対して提供した「BM XマネージドVPNサービス」の導入事例を公開した。物流センター移転に伴うネットワーク基盤の再構築を進め、物流センターと本社をリアルタイムで接続することで、業務効率化と安定したネットワーク環境の実現を目指す。
ネットワーク構成の分かりやすさが評価 導入で社内共有しやすく
ハヤカワ電線工業では、物流センターで発生する入荷データを手入力し、本社システムに反映していたため、情報共有までに時間差が生じていた。入力作業そのものの負荷に加え、入力ミスも課題だった。営業拠点では、本社のオンプレミスサーバに仮想デスクトップサービス経由で基幹システムへアクセスしており、ライセンス費用の増加や同時接続数の制限が運用面の負担になっていた。
さらに、物流センター移転に伴って、回線切り替えやIPアドレス変更を含むネットワーク全体の再設計も必要になった。全国拠点を少人数で支える体制だったため、構築時だけでなく導入後も継続して相談できる支援先が求められていた。
BCCによると、ハヤカワ電線工業が複数社のサービスを比較検討する中で、コスト面に加えて、ネットワーク構成が図解化して提示されていることや、運用を見据えた説明の分かりやすさが評価されたという。専門知識が必要になりやすいネットワーク構成を社内共有しやすくした点が導入判断につながったとしている。
BCCは今回の事例を通じて、少人数体制の情報システム部門に対し、VPNやセキュリティを含むネットワーク基盤の整備を、導入時だけでなく運用面まで含めて支援する姿勢を打ち出している。
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