中小企業のAI活用、約7割が効果を実感 文書作成など身近な業務から定着
ラグザスの調査で、AIを導入している中小企業では約7割が業務上の効果を実感していることが分かった。活用は文書作成や要約、情報整理など日常業務を中心に広がっており、成果につながった取り組みとしては、使いやすい業務から小さく始める手法が目立った。
ラグザスは、中小企業に勤務するビジネスパーソンを対象に、勤務先でのAI活用実態と業務への影響を調査した。その結果、AIを活用している企業の67.34%が、総合的に効果を実感していると回答した。
活用業務では、「文書作成・要約・校正」が54.67%で最も多く、「データ整理・分析」が42.67%、「資料作成・企画書作成」が42.00%、「情報収集・リサーチ」が41.33%で続いた。現時点では、対外対応や専門性の高い業務よりも、日常的に発生する定型・準定型業務から導入が進んでいる構図だ。
AI活用で得られた効果としては、「業務時間が短縮された」「資料作成や文書作成のスピードが上がった」「情報収集・整理がしやすくなった」がいずれも30.67%で並んだ。「従業員の業務負担が軽減された」は27.33%、「少人数でも対応できる業務が増えた」は20.00%で、人手不足への対応手段としての側面もうかがえる。
導入時の取り組みでは、「まずは使いやすい業務から導入した」が44.0%で最多となり、効果があった施策としても42.0%で最も多かった。「無料または低コストのツールから始めた」は27.3%、「一部の業務や部署から小さく試した」は25.3%で続き、全社一斉導入よりも、身近な業務から段階的に広げる進め方が成果につながりやすい傾向が示された。
なお、調査は2026年5月18日にインターネットで実施された。対象は、AIを導入している中小企業(従業員数1〜300人)に勤務するビジネスパーソン150人だ。
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