双日マリン アンド エンジニアリング
1クリック出力、総合レポーティングソリューションが業務を加速
双日マリン アンド エンジニアリングでは、基幹システムからの帳票作成の効率化のために総合レポーティングソリューションを導入。ビジネスのスピードアップに貢献している。
基幹システムからの帳票出力に手間と時間がかかっていた双日マリン アンド エンジニアリングは、データ抽出や帳票作成、出力の一連の作業に、総合レポーティングソリューションを導入した。現場での帳票作成・出力業務が大幅に効率化し、ビジネスのスピードアップにも貢献している。帳票のレイアウト変更を社内で行うことも可能になった。
課題
基幹システムにSAPを導入している双日マリン アンド エンジニアリングでは、営業部門などの現場で日常的なデータ活用の課題があった。
例えば同社は紙文化が根強く、印刷物が急きょ必要でも、レイアウト調整など操作が煩雑な箇所を習熟した人に頼まなければ用意できなかった。また、SAP内ではデータがリアルタイムに更新されるため、過去の時点でのデータから資料を作成する際には別作業でデータを保存する必要もあった。
解決方法
コストパフォーマンスを考慮してBIツールの利用を検討した同社は、比較を重ね、SAPから抽出したデータをいったん中間のデータマートに蓄積し、そこから必要なデータを取り出して帳票レポート作成を兼ね備えたツールを用いて各種帳票を作成するという手法を選定。多様な帳票をきれいに印刷し、かつレイアウト修正を社内で手軽に行いたいという目的をかなえた。機能が充実しており、アイデア次第で今後の応用も期待されるという。
効果
SAPから抽出したデータをExcelで加工・修正していた帳票類は、たった1クリックで出力可能になった。例えば、作成に約3週間かかっていた受注額の月報は、3〜4日程度で用意が済み、ビジネスのスピードアップに大いに貢献している。通常は難しい、BIのカスタマイズで帳票にコメント欄を追加できるなど、社内の帳票作成・共有ニーズに柔軟に対応している。導入後に同社ユーザーがカスタマイズした帳票は100を超える。
事例概要
企業規模 | 企業規模問わず |
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課題 | 業務効率化 |
業種 | 流通業・商社 |
部署 | 情報システム部門(開発系) |
地域 | 国内 |
導入年 | 2015年 |
提供企業・製品
導入製品名:Webレポーティングソリューション 「CROWNIX Report & ERS」
提供企業:日本エムツーソフト株式会社
掲載日:2018/12/01
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