大平洋機工
BIツールで開発費用低減と多彩な基幹システム帳票機能を実現
大平洋機工では、基幹システム再構築に合わせ、BIツールも刷新。最新のデータを用いた柔軟なデータ活用が可能になり、多様な基幹システム帳票作成にも役立っている。
機械メーカーの大平洋機工は、基幹システムの再構築に合わせ、これまで外注していた帳票開発費用とデータ取得タイミングなどに不満のあったBIツールの見直しに着手。新BIツール導入によって、帳票が社内制作できるようになり費用低減効果が見られたほか、複雑な出荷予定表の出力などさまざまなニーズへの対応が可能になった。
課題
同社は、基幹システムをWindowsサーバで再構築することを計画。生産管理システムを中心に、受発注処理、売上管理、在庫管理、入出庫処理など全機能を網羅する大規模システムであるため、開発コストの削減が一番の課題だった。特に約300種類の既存帳票の移行費用をいかに抑えるかがポイントとなった。また、多次元DB型のBIツールも用いていたが、前日までのデータしかない、柔軟性がないなど、使い勝手が悪かった。
解決方法
新しいBIツールの最大の選定理由は、自分たちの手でいつでも最新のデータを抽出・加工し任意のレポートを作成できることだった。このBIツールでは、複数のデータベースからの抽出やPCデータの取り込み、複雑なデータ加工処理や任意項目の追加などができる。また、特定グループに向けての情報提供と管理が容易で、基幹システムの帳票配信機能としても利用できる点、コストがリーズナブルだった点も導入のポイントとなった。
効果
新BIツールにより、帳票を社内制作することが可能になり、開発費用は外注した場合の約3分の1に低減、今後も費用削減効果が見込めるという。
さらに同社ではこのBIツールを、過去の傾向分析だけではなく、営業カレンダーを参照しての出荷予定表の出力をはじめ、在庫金額明細表、図面制作発注、受注変更確認、素材コード発注予定一覧、受注台帳など多岐にわたって利用。日常業務に不可欠なツールとなっている。
事例概要
企業規模 | 企業規模問わず |
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課題 | コスト削減 |
業種 | 製造業 |
部署 | 情報システム部門(開発系) |
地域 | 国内 |
導入年 | - |
提供企業・製品
導入製品名:Data Knowledge
提供企業:株式会社クロスユーアイエス
掲載日:2018/12/03
更新日:2019/02/13
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