福助
管理会計にも貢献 現場のデータ活用文化を加速するBIツール
福助は、基幹システムのオープン環境移行に伴い、BIツールを刷新。社内の複数データベースからの柔軟なデータ利用ができ、同社の「データ活用文化」がより拡大している。
足袋の製造で長い歴史を持つ福助は、基幹システムのオープン環境移行に伴い、管理会計機能を簡便に担えるBIツールを模索。新BIツールでは、社内の複数システムのデータベースを柔軟に利用でき、同社の「データ活用文化」がより拡大した。また、ポータルで全社視点と現場視点がすみ分けられることから、新システムの要としても機能している。
課題
同社が40年近く利用していた旧基幹システムは、部分開発が重ねられ属人化が高まっていたため、オープン環境への移行を計画。プログラム解析から着手する大規模プロジェクトだったため、パッケージソフトを活用し、システム間連携は疎結合とするという基本方針を掲げた。また、「得意先に対して絶対に迷惑をかけないこと」を最重要課題とし、「モノ」と「お金」の流れをつかさどる部分に最大限工数を投入することも決められた。
解決方法
逆に管理会計機能はできるだけ工数と費用をかけずに実現する必要があり、同社のデータ活用文化にマッチするBIツールを導入した。利用者自身が複数システムのデータベースを柔軟に結合してデータ処理ができる、段階的な導入が可能、費用対効果を見極めての範囲拡大が可能なことが決め手だった。「データはシステム部門が守る。アウトプットは、現場がツールで好きに作る」という同製品コンセプトも同社の考えと一致していた。
効果
新BIツールの導入により、他ツールと比較して桁違いのコスト削減が実現できたという。
複数システムを連携する管理会計機能の要にもなっており、全社視点と現場視点の両方がポータルですみ分けられるところが特に魅力的だと評価されている。また、同社のデータ活用文化ともマッチしており、現場からは「使いやすい」「個別ニーズの一覧表など欲しい情報を欲しい形で入手できる」と好評で、さらに利用の広がりを見せている。
事例概要
企業規模 | 企業規模問わず |
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課題 | 業務効率化 |
業種 | 製造業 |
部署 | 情報システム部門(運用系) |
地域 | 国内 |
導入年 | - |
提供企業・製品
導入製品名:Data Knowledge
提供企業:株式会社クロスユーアイエス
掲載日:2018/12/03
更新日:2019/02/08
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