全社員が使えるBIツール導入で、社内のデータ活用文化が再活性化

四電工

全社員が使えるBIツール導入で、社内のデータ活用文化が再活性化

四電工では、利用中のデータ活用ツールが社員の世代交代により使われなくなる事態を懸念し、操作性の高い新たなBIツールを導入。社内のデータ活用は再び活性化している。

  • 業務効率化
  • その他業種
  • 情報システム部門(運用系)
全社員が使えるBIツール導入で、社内のデータ活用文化が再活性化

四電工では、基幹システムのデータを活用できるツールを長期間利用していたが、社員の世代交代でそれを熟知した人間が少なくなり、データ活用文化が衰退することが懸念された。操作性や運用容易性が高い新たなBIツールを全社展開したことで、現場のデータ活用の裾野が広がり、情報システム部門自身の帳簿作成に関する業務負荷も低減された。

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課題

 四電工では“自前主義”を掲げ、基幹システムを自社開発し、ユーザーによるデータ活用も活発に行ってきた。しかし基幹システムの操作画面がWebベースに変わり、スマートフォン世代が増加するにつれ、過去のレポートは実行できても、作成できないユーザーが増加。また、現ツールの使用が基幹システムのレスポンスに影響を与える問題もあった。大切なデータ活用文化が衰退することを恐れた同社は、新たなツールの導入を検討した。

解決方法

 新ツールは、「操作性」と「システム負荷」さらに、少人数のシステム担当者で全社的な展開ができるかという「運用容易性」を加えた3点を軸に製品を選定した。試験導入では現場のニーズ感をはかるため、操作教育はせず簡易マニュアルのみで対応したが、利用頻度は急上昇し、試験した部門以外からも利用を希望する声があがるほどだった。ツールのナビゲーションバーによる誘導も分かりやすく、同社は安心して全社展開を進められた。

効果

 同社は「基本的に基幹システムのデータは全て公開する」というポリシーを持っている。新しいBIツール導入後、あるユーザーから「このデータは見てもいいのか」という問い合わせがあり、従来のツールでは上がらなかったこの質問に、データ活用の裾野の広がりを確かに感じたという。

 情報システム部門では、現場からの帳票作成の依頼に対し、新BIツールの活用方法をアドバイスするだけで済むようになり、作業負荷が軽減した。

事例概要

企業規模 企業規模問わず
課題 業務効率化
業種 その他業種
部署 情報システム部門(運用系)
地域 国内
導入年 -

提供企業・製品

導入製品名:Data Knowledge

提供企業:株式会社クロスユーアイエス

URL:https://www.dataknowledge.jp/