年間数千時間のデータ抽出業務を8割削減。RPA連携で自動化も

SBアットワーク株式会社

年間数千時間のデータ抽出業務を8割削減。RPA連携で自動化も

SBアットワークでは、年間数千時間に及んでいたデータ抽出業務をBIツールの導入により効率化。所要時間の8割減とともに、RPA連携で業務自動化を実現できた。

  • 業務効率化
  • その他業種
  • 情報システム部門(運用系)
年間数千時間のデータ抽出業務を8割削減。RPA連携で自動化も

SBアットワークでは、グループ企業からのデータ抽出の要望に対し、システムサービス部が直接DBからデータを抽出して対応していたため、非常に大きな業務負荷がかかっていた。そこでBIツールを導入することでグループ企業の各担当者自身が自由にデータを抽出できる環境を構築。データ抽出業務の効率化に加え、RPA連携による自動化も実現した。

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課題

 ソフトバンクグループの人事・労務・安全衛生業務を担うSBアットワークでは、グループ企業からのデータ抽出の要望に対して既存システムでは対応しきれず、システムサービス部が直接DBから抽出して対応しており業務負荷がかかっていた。
 また、データ量の増加とともにサーバ負荷も増大していたことから、新たなサーバ環境にDBをレプリケーションし、グループ企業の担当者が自身でデータを抽出できる仕組みを構築したいと考えた。

解決方法

 同社ではそうした課題に対応可能なBIツールの導入を決定。製品選定にあたっては、レプリケーション先のDBと同じPostgreSQLへの対応、Google Chromeへの対応という条件を満たしつつ、UIが分かりやすくグループ企業の人事担当者が簡単に使えるといった点を評価した。
 また、導入にあたり個社ごとに人事データへのアクセス制御を行う必要があったため、カスタマイズを実施し、より使いやすい環境を構築している。

効果

 グループ企業の人事担当者自身が自由にデータ抽出できる仕組みを構築したことで、データ抽出から授受業務までに費やしていた年間数千時間を約8割削減することに成功した。
 またRPAツールとの連携により、社員食堂でのカード決済情報の通知に使うデータの抽出や、通勤経路の妥当性チェックといったルーティン業務の自動化を実現。2人で1カ月かかっていたデータ抽出業務が5時間程度にまで短縮された。

事例概要

企業規模 企業規模問わず
課題 業務効率化
業種 その他業種
部署 情報システム部門(運用系)
地域 国内
導入年 -

提供企業・製品

導入製品名:軽技Web

提供企業:富士電機株式会社

URL:https://www.karuwaza.com