アコーディア・ゴルフ
老朽化したPBXのリプレースで運用コストを20%削減できた理由
PBXの老朽化によるサポート打ち切り、組織変更ごとに発生する設定変更を繰り返していた状況から、初期導入費用の削減に加えて運用コストも20%削減できた理由とは?
PBXのサポート打ち切りや、サーバルームでの自社運用による運用負荷、組織変更や異動のたびに発生する設定変更などの人的負担に頭を悩ませていたアコーディア・ゴルフ。その課題解決を目指し、PBXのクラウド化を検討。約2年をかけて機能面とコストを総合的に評価した結果、初期導入費用の削減に加え、ランニングコストも20%削減できた。
課題
従来使用していたPBX製品が老朽化して、サポートの打ち切りが決まった。電話機についても製造が中止になりハードウェアの更新や保守ができなかった。また、事業継続性の観点から基幹系システムのサーバがデータセンターに移行したことで、PBXの移行が求められていた。さらに組織変更や異動のたびに専門業者に依頼したり、サーバルームでパッチパネルの配線を付け替えたりといった設定を変更する作業が煩雑となっていた。
解決方法
運用負荷を低減しながら組織変更にも迅速に対応し、製品のサポート切れに対応するため、同社が考えたのがPBXのクラウド化だった。サービス選定に約2年をかけ、機能面とコストを総合的に検討した。入電をオペレーターに均等に分配するといったコールセンター機能を備え、PCからWeb電話帳を利用してそのまま電話をかけたり、ボイスメールを利用したりできるユニファイドコミュニケーション機能も採用の決め手となった。
効果
初期導入費用を削減でき、ランニングコストについても導入前に比べ20%ほど削減できた。また、システムのメンテナンスや老朽化の心配が必要なく、工事費を含めて保守、管理にかかる情報システム部門の運用負荷が大きく低減された。特に、組織変更や異動などに伴うユーザー変更では専門業者の手配、社内外とのスケジュール調整、作業時の立会いなどがなくなり大幅に工数を削減できた。同社の業務効率化に役立てられている。
事例概要
企業規模 | 大企業向け(1001名以上) |
---|---|
課題 | クラウドへのシステム移行 |
業種 | サービス業 |
部署 | その他事業部門 |
地域 | 国内 |
導入年 | 2014年 |
提供企業・製品
導入製品名:V-SQUARE
提供企業:メディアマート株式会社
掲載日:2018/11/05
更新日:2019/01/29
掲載内容は掲載日、更新日時点のものです。変更となる場合がございますのでご了承下さい。