富国生命保険相互会社
保存された文書を積み重ねた高さは4,000m以上、これを75%削減へ
企業活動に欠かせない紙の書類。しかし量が増えると保管場所や検索性の悪さなどさまざまな問題が起きてくる。膨大な紙の運用をシステム化で改善した事例を紹介する。
富国生命保険は、支社・営業所で起案された紙の手続き文書を本社で大量に保管しており、資料の共有が困難な状態であった。さらに本社オフィスのリニューアルに伴う書庫面積の削減により紙文書の75%を削減する必要があった。そこで同社では、検索や共有のしやすさや検索スピードなどを考慮した上で、文書管理システムを選定・導入した。
事例概要
個人や企業向けに生命保険や年金保険を販売している富国生命保険では、文書管理に課題を抱えていた。支社・営業所で起案した手続き文書は一部を除いて、本社で紙文書のまま一括保管していたため、資料の共有が困難であった。それらの文書は積み上げれば実に4,000mにも及ぶという膨大なもので、本社のオフィスリニューアルによる書庫面積の大幅削減が決まったことで、75%の削減が必要になった。
同社では、ペーパーレスのために電子化を進めるとともに、複数のITツールに分散していた文書管理機能を集約・統合した上で、検索や共有を単一の基盤で行えるよう、文書管理システムを導入することにした。システム選定にあたっては、検索スピードや検索のしやすさを特に重視したという。
文書管理専用のIT基盤を構築した結果、ペーパーレス化が大きく進んだだけでなく、資料共有の有効性が向上した。同社がシステム選定を進めた具体的なポイントや詳しい導入の経緯は、ダウンロード資料で紹介している。
事例概要
企業規模 | 大企業向け(1001名以上) |
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課題 | 業務効率化 |
業種 | 金融業・保険業 |
部署 | 経営部門・企画部門 |
地域 | 国内 |
導入年 | 2020年 |
提供企業・製品
導入製品名:活文 Contents Lifecycle Manager
提供企業:株式会社日立ソリューションズ
掲載日:2025/01/14
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