11組織の特性をふまえ、セキュアで一元管理できるサイトを構築

株式会社商事法務

11組織の特性をふまえ、セキュアで一元管理できるサイトを構築

関連する11組織それぞれがサイトを持つ商事法務は、異なる用途を持つサイトの柔軟性を保ちつつ、安全に統合管理するために、総合ポータルサイトの導入を決定した。

  • 顧客接点拡大
  • その他業種
  • 情報システム部門(開発系)
11組織の特性をふまえ、セキュアで一元管理できるサイトを構築

商事法務では、関連する団体や会社など11の組織がそれぞれサイトを持ち、セミナー集客などを行っていた。管理コストの増大などから、セキュアかつ統一管理できるポータルサイトの構築を決定。サイトごとに必要項目の異なるセミナー応募ページの作成と、統合的な管理を両立させ、セミナーの集客力や満足度の向上を実現した。

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課題

 商事法務では、本社に加え関連する団体や会社など11の組織それぞれがサイトを持っていた。これらサイトは、使用しているCMSや更新方法も異なり、管理コストも増加していたため、統一して、管理しやすくセキュアなサイトを構築することが急務だった。一方で、サイトごとに求める機能が異なるため、柔軟にカスタマイズでき、更新された情報はポータルに集約して再利用を促進することも同時に求めていた。

解決方法

 同社は、総合ポータルサイトとしての機能性、サイトごとに異なった機能を実装できる拡張性、サイバー攻撃に耐えられる堅牢(けんろう)性と安全性、の3点を重視した。最終的に、Webコンテンツ管理やソーシャルコラボレーション、外部アプリケーションとの連携機能、60以上のポートレットを同梱しているポータルシステムを選択。まずは数サイトをポータルサイト化し、統合管理の体制を作ったのち、全てのサイトの統合を目指す形をとった。

効果

 サイトごとに異なった参加者フォームを必要とするセミナー事業では、カスタムポートレットを作り対応した。その結果、従来の使いやすさは残したまま、セミナーの欠員時の再募集やリマインダメールの送信を簡単に行えるようになった。セミナー終了後には、動画を公開し、申込者が自由に視聴できる仕組みも作成した。

 サイトを新ポータルに移行後、会員数や月間Viewは非常に増加し、セミナーへの申し込みも増えているという。

事例概要

企業規模 SOHO向け・SMB向け(100名以下)
課題 顧客接点拡大
業種 その他業種
部署 情報システム部門(開発系)
地域 国内
導入年 -

提供企業・製品

導入製品名:オープンソース企業ポータル『Liferay Portal』

提供企業:株式会社イージフ

URL:http://aegif.jp/liferay/