事例

株式会社ドリーム・アーツ

株式会社ドリーム・アーツ

事業拡大を続けるJ:COMが「現場の魂」を込めて生み出した企業ポータルとは

事業拡大に伴い生じる問題の1つが“社内コミュニケーション”であり、それを活性化するはずの企業ポータルが阻害要因になることも少なくない。全社員が利用する新ポータルを「現場の魂」を込めて生み出したJ:COMの事例を紹介する。

要約

 M&Aなどで事業拡大した企業では、異文化にいた社員とのコミュニケーションや情報の散在に悩むことが多い。ケーブルテレビ運営を柱に幅広い事業を展開するジュピターテレコム(J:COM)も、企業ポータルとメールを中心とする社内コミュニケーションに限界を感じていた。

 同社の旧ポータルは、情報の発信や蓄積が部門・個人単位で無作為に行われており、必要な情報を探し出すことが困難になっていた。そのため、旧態依然の「メール」による一斉送信が最新情報の共有に使われる傾向が生まれ、社員は本当に必要なのかも分からない大量の添付ファイルのチェック作業に拘束され、業務効率が低下していった。

 このような課題を解決するため、同社はコミュニケーション活性化と業務効率化を両立する新ポータルの構築に着手。旧ポータルで抱えていた課題を、共に悩みながら解決していくことのできる真のパートナーを選定した。導入プロジェクトでは、実際に情報を発信する各部署からメンバーを募り、パートナーも含めた積極的なディスカッションを展開。リリースを「スタート」にし、継続的改善を実現できる自社ポータルの形を作り出した。

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