活用しきれなかったリモートアクセス環境を一新して業務を効率化

遠州鉄道

活用しきれなかったリモートアクセス環境を一新して業務を効率化

遠州鉄道では、保険営業部の社員のためにリモートアクセス環境を用意していたが、使い勝手が悪く活用しきれていなかった。課題解決のため同社が選んだソリューションとは?

  • 業務効率化
  • 金融業・保険業
  • 情報システム部門(運用系)
活用しきれなかったリモートアクセス環境を一新して業務を効率化

浜松市などの遠州地区で鉄道、バスなどの運輸事業を中心に多様な事業展開をする遠州鉄道。事業の1つである保険事業では、営業社員に持ち出し用PCとUSB型のリモートアクセスツールを貸与していたが、使い勝手が悪く活用しきれていなかった。そこで、同社はデータレスPCソリューションを導入することで保険営業部の業務効率化をはかった。

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課題

 同社の営業社員には、持ち出し用ノートPCとUSB型のリモートアクセスツールが貸与されていた。しかし、このツールの使用には何段階もIDやパスワード入力が必要な上に起動が非常に遅く、また接続後の動作も重いという難点があった。結果、多くの社員が会社に戻ってからまとめて業務を片付けており、夜間や休日出勤などの時間外勤務が増えていた。また、社内業務用PCと持ち出し用PCの二重管理やコストも負担になっていた。

解決方法

 同社保険営業部は、リモートアクセス環境のリプレースを決断。遠鉄システムサービス グループ情報システム部に相談し、データレスPCソリューションの導入を提案された。情報システム部は既にテスト環境を社内に用意し半年間にわたる検証を済ませており、並行してテストしたVDIやシンクライアント環境と機能面でさほど差がないため、Windows 10への前倒し移行とともに、低コストで抑えられる同製品の導入を決めた。

効果

 データレスPCの導入によって、営業社員はちょっとしたスキマ時間を活用できるようになり、業務効率の向上を肌で感じているという。社内システムへ顧客対応履歴を入力する際にも、外出先でもすぐにアクセスできることで、新鮮な情報の蓄積が可能になった。
 サポート側も、従来システムでは必要だった煩雑な操作説明や、トラブル発生時のPCデータ移行作業が不要になり、その分サービスレベルを向上させることができた。

事例概要

企業規模 大企業向け(1001名以上)
課題 業務効率化
業種 金融業・保険業
部署 情報システム部門(運用系)
地域 国内
導入年 -

提供企業・製品

導入製品名:Flex Work Place

提供企業:横河レンタ・リース株式会社

URL:https://www.yrl.com/fwp/