聖マリアンナ会 東横惠愛病院
病院の多種多様なユーザーの利便性とセキュリティ強化を両立
聖マリアンナ会・東横惠愛病院は、情報系ネットワークのセキュリティ強化にあたり、どのようなソリューションで、セキュアかつ管理負担も軽減された環境を構築したのか?
聖マリアンナ会・東横惠愛病院では、インターネットに接続している情報系ネットワークのセキュリティ強化に着手。データレスPCソリューションの導入と、Windows 10へのOSの統一、そして人的リソースのアウトソース化のためにレンタルPCにリプレース。ユーザーの使用感は変わらないまま、セキュアで管理負担も軽減された環境が整った。
課題
病院は医師、看護師、患者、業者など不特定多数の出入りが頻繁にあり、一般のオフィスよりもPCの不用意な持ち出しなどによるリスクが高い。院内の閉鎖ネットワークは既に暗号化などの対策を施していたものの、財団の業務や病院の事務などに使われている情報系ネットワークのセキュリティはさらに強化する必要があった。またそれに使われているPCの調達は都度購入されており、OSやアプリケーションの不一致が見られた。
解決方法
PCの持ち出しリスクに対して同院は、指紋認証システムの導入を検討していたが、ベンダーからのすすめで、データレスPCソリューションの導入と、Windows 10へのOSの統一、そして人的リソースのアウトソース化のためにレンタルPCにリプレースすることを決めた。シンクライアント環境はコスト面で負担が大きく導入は難しかったため、低コストでPCにデータを残さない同ソリューションは、同院のニーズに即していた。
効果
今回のシステム刷新での大きなメリットとして、ユーザーが特に意識することなく、これまでと同じ操作でデータ保全ができるようになったことが挙げられる。
また、データがPC上にないため、以前は行っていた、PC故障時のデータのバックアップ/リカバリー作業が不要になった。加えてPCが故障しても、レンタル品であるため代替機がすぐに手配される。限られた人数しかいないIT管理部門の業務負担が大幅に軽減された。
事例概要
企業規模 | 中堅中小企業向け(101~1000名) |
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課題 | セキュリティ強化 |
業種 | 医療業・福祉業 |
部署 | 情報システム部門(運用系) |
地域 | 国内 |
導入年 | - |
提供企業・製品
導入製品名:Flex Work Place
提供企業:横河レンタ・リース株式会社
掲載日:2018/11/05
更新日:2019/02/04
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