HULFT-WebConnect

異なる拠点のHULFTをインターネット経由でセキュアに接続

企業内、企業間の各種業務アプリケーションとのシームレスなデータ連携を可能にするTCP/IP企業内・企業間通信ミドルウェアがHULFT。異なる拠点間のHULFT同士をインターネット経由で接続して、簡単かつセキュアにファイル転送できるように、2015年4月に提供開始されたSaaSがHULFT-WebConnectだ。

●手軽な導入・運用が可能
SaaS型のため機器の保守や運用といった手間が不要。インターネットに接続できる環境であれば、異なる拠点間のHULFT-WebConnect Agentがインストールされたマシン同士を接続できる。HULFT以外の専任の技術者を置く必要がないので、人的リソースのない拠点でも手軽に導入や運用ができる。

●低コスト＆高セキュリティ
HULFT-WebConnectは、HULFTが持つファイル暗号化や検証機能に加え、TLS通信の常時適用やディスクにデータを残さないオンメモリ中継など、高いセキュリティを提供。VPNを併設しなくてもインターネット経由でセキュアなファイル転送ができるため、通信コストを抑制できる。

●クラウド間のデータ連携も
複数のクラウド上に配置されたHULFT同士の接続や、オンプレミスとクラウドのHULFTの接続も、インターネット経由で簡単に行える。

●遠距離通信の転送速度を最適化
遠距離通信の場合、パケットの発信から応答までの往復時間が長くなりネットワーク遅延の原因になるケースもあるが、HULFT-WebConnectを中継することで、パケットの往復時間を短縮し、転送速度が最適化される効果が期待できる。