ほけんの窓口グループ株式会社
6000ユーザー、440を超える店舗間の情報共有の秘訣
ほけんの窓口グループでは、本社と店舗の情報共有基盤にグループウェアを使用していたが、ユーザーの拡大に伴いレスポンスが悪化。同社はこの課題をどう解決したのか。
ほけんの窓口グループでは、本社と店舗の情報共有基盤にパッケージ版のグループウェアを使用していたが、人員・店舗ともに急成長する会社の規模拡大にサーバ環境の性能が追いつかず、レスポンス悪化という問題が生じていた。情報システム部門の負荷を増やさすことなく、この課題を解決した同社の取り組みの秘訣を探ってみる。
課題
顧客のライフプランに沿って、複数の保険商品の中から提案するスタイルで知られる保険代理店のほけんの窓口グループ。同社では、これまで店舗と本社との情報共有をパッケージ版のグループウェアで行っていた。しかし、店舗やユーザーの急速な増加、また日々の膨大な業務連絡によってサーバの確保が追いつかず、業務に支障が出るレベルでアプリケーションに遅延が生じていたことから、対策が急務であった。
解決方法
毎月のように人員が増え、日々飛び交う情報量は膨大になり、グループウェアの役割はますます重大となる。しかし情報システム部門の日々の負担も多い。そこでサーバのリソース管理やサーバ関連費用、運用監視・障害対応の自社負担も必要のないクラウド版のグループウェアの採用を決めた。既に使用している製品のクラウド版であるため、新たなツールへリプレースすることによる現場の混乱も少ないことがポイントとなった。
効果
システムのメンテナンス工数を大幅に削減し、速度遅延の解消に成功した。新たなグループウェアは、引き続き店舗や本社間のコミュニケーション用途として、スケジュール管理や連絡・報告業務にフル活用されているという。特に、金融機関として商品知識やノウハウの蓄積、コンプライアンス情報のインプット、さらには人材教育が重要になるほけんの窓口グループでは、情報の全店舗への一斉配信に有効活用されている。
事例概要
企業規模 | 企業規模問わず |
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課題 | クラウドへのシステム移行 |
業種 | サービス業 |
部署 | 情報システム部門(運用系) |
地域 | 国内 |
導入年 | - |
提供企業・製品
導入製品名:クラウド版Garoon
提供企業:サイボウズ株式会社
掲載日:2024/01/17
更新日:2024/05/30
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