中野製薬株式会社
14年間利用してきたNotesの移行で営業担当の業務は効率化したか?
中野製薬では、営業担当の業務効率化を目的に、グループウェアの見直しを検討していた。長年利用してきたNotesからの移行を同社はどのように成功に導いたのか。
美容室向けの頭髪化粧品などで知られる中野製薬。全国の美容サロンがお客さまである同社の営業担当の業務効率化は経営課題でもあった。14年間利用してきたNotesによる情報共有や社内ワークフローの見直しにおいて、投資コストを抑えながら、利便性の高い情報共有の仕組みを構築した同社の取り組みから成功の秘密を探ってみよう。
課題
中野製薬では、14年間社内の情報共有にグループウェアのNotesを活用してきたが、ビジネス環境の変化や社員からの要望に柔軟に対応できるシステムが求められるようになった。特に、外出の多い営業担当者からはPC以外の端末からアクセスしたいという声が上がっていた。また、経費精算などのワークフローといった従来の業務のフローを踏まえる必要もあり、既存の基幹システムと連携できるソリューションが必要であった。
解決方法
Notesのリプレース先としては、スマートフォンにも対応したクラウド版のグループウェアを採用。同システムと基幹システムの連携ワークフローに関しては、Webベースで手軽に業務アプリケーションを作成できるツールおよび、ノンプログラミングで構築可能なデータ連携ソリューションを組み合わせることで実現した。アプリケーション作成の内製化やクラウド活用によって、長期的な視点でもコスト効果があることが判明した。
効果
新たに導入したグループウェアでは、Webブラウザさえあれば利用することができるため、クライアントソフトのインストールが不要になり、作業負荷を削減。サーバの稼働状況確認、バックアップ、障害対応も不要になった。操作性も向上し、PCやスマートフォンなどさまざまな端末からアクセスでき、狙いであった営業担当の利便性も向上した。掲示板やスケジュールなども頻繁に使われており、スキマ時間の有効活用にもつながっている。
事例概要
企業規模 | 企業規模問わず |
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課題 | クラウドへのシステム移行 |
業種 | その他業種 |
部署 | 情報システム部門(運用系) |
地域 | 国内 |
導入年 | - |
提供企業・製品
導入製品名:クラウド版Garoon
提供企業:サイボウズ株式会社
掲載日:2024/01/17
更新日:2024/05/30
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