SBSホールディングス株式会社
グループ22社のガバナンス強化と情報共有にグループウェアを活用
グループ各社で情報系システムの製品や利用方法が異なっていたSBSグループ。ガバナンスと情報共有の強化を課題として、統一ポータルサイトの構築に取り組んだ。
SBSホールディングスを中核とするSBSグループでは、連結子会社22社が別々に情報系システムを持ち、関連会社の社員との会議がセッティングしづらいなど、情報共有がスムーズではなかった。その後、AWSをシステム基盤に、1つのグループウェア製品でポータルサイトを構築。スケジュール確認や会議予約、共通規定の共有などがフレキシブルになった。
課題
国内外の連結子会社22社は、おのおの異なる情報系システムを構築しており、グループウェアを使用していない会社もあった。また、グループウェアを使用する会社であっても、ユーザーやPC単位で細かくアクセス制限があり、会議の日程調整などが容易ではなかった。
グループ共通規定なども複数ポータルに散在しているなど、社員の閲覧負担も大きく、情報共有とガバナンス強化のための共通情報基盤を必要としていた。
解決方法
メリットの大きさから、グループウェア本体と連携システムの費用をホールディングズが負担。各社の協力を得て、2500人の利用から開始した。
製品選択の決め手は、グループ各社が必要とする細かなアクセス権設定ができ権限委譲ができること、エンドユーザーがすぐに使えて導入が容易なこと。また、システム基盤には、同社にシステム運用担当者が少ないこともあり、コストパフォーマンスに優れたAWSを採用した。
効果
新ポータルは2種にタブ分けされており、共通ポータルではグループ全体に知らせる情報を掲載し、所属会社ポータルは各社に運営を任せている。社員から役員までのスケジュール確認がすぐでき、会議招集も簡便に。グループ各社の“壁”が取り払われつつある印象だという。
その他、不在時の電話用件をモバイルに飛ばせる電話メモ機能、ワークフローを用いた承認申請機能などを活用、情報共有の在り方が良い方向へ変わりつつある。
事例概要
企業規模 | 大企業向け(1001名以上) |
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課題 | コミュニケーション最適化 |
業種 | 流通業・商社 |
部署 | 情報システム部門(開発系) |
地域 | 国内 |
導入年 | 2015年 |
提供企業・製品
導入製品名:パッケージ版Garoon
提供企業:サイボウズ株式会社
掲載日:2024/01/17
更新日:2024/05/30
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