
ゼブラ株式会社
クラウド版グループウェアへの移行で安定運用と業務効率化を実現
ゼブラは、グループウェアをクライアントサーバ型からクラウド版にリプレースした。20年間の使用で山積した課題の数々と、その解消方法について紹介する。

明治30年創業の筆記用具メーカー ゼブラでは、20年使用したクライアントサーバ型グループウェアにレスポンス低下などの問題が多発したため、クラウド型グループウェアにリプレースした。システムトラブルがゼロになり、安定運用できているうえ、バージョンアップコストが不要で常に最新バージョンを使用できる点に満足している。
課題
同社では、1995年からクライアントサーバ型のグループウェアを使用していた。しかしサーバが老朽化し、データ量が増加したことに伴い、レスポンスが低下、障害も多発していた。さらにサポートが切れており、問題発生時に対処ができない状態だった。加えて、スマホやタブレットからは快適に操作できないことや、既存の掲示板のフォームを変更するにも特有の技術が必要で、技術担当者も若干名しかいないなど、問題が山積みだった。
解決方法
システムの運用やメンテナンス、BCP対策を一任できるかなどの点を重視し、比較検討を始めた。選ばれた製品は、業界スタンダードであることに加え、サポート体制が充実していること、業務を改善できるアプリを自由に作成できること、大手や有名企業への導入実績が多数あったことなどを評価した。オンラインデモサイトで実際に製品に試すことができ、導入後のイメージがつきやすかったことも選定理由だった。
効果
システムトラブルがゼロになり、安定運用できているうえ、バージョンアップコストが不要で常に最新バージョンを使用できる点に満足している。一般ユーザーも、これまで1割程度だったスケジュール登録が、新製品に切り替わった途端半数以上に増加。社内の情報を公開・共有することで業務効率が向上した。工場と本社など拠点間の打ち合わせも、従来は調整に1~2日要していたが、施設予約も併せて数分で済むようになった。
事例概要
企業規模 | 中堅中小企業向け(101~1000名) |
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課題 | システムリプレース |
業種 | 製造業 |
部署 | 情報システム部門(開発系) |
地域 | 国内 |
導入年 | 2015年 |
提供企業・製品
導入製品名:クラウド版Garoon
提供企業:サイボウズ株式会社
掲載日:2025/01/17
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