大和ライフネクスト株式会社
9割以上の報告書をペーパーレス化、情報共有の速度・確度が向上
多くの業務を抱える従業員が、顧客サービス品質の向上を目指すために使う時間をどうすれば捻出できるだろうか。その第一歩は非効率かつアナログな業務のデジタル化だ。
大和ライフネクストでは、顧客サービス品質向上にかける時間の創出に向けて業務の効率化を目指していた。そこで従来手作業で行ってきた報告書作成などの業務をIT化し、時間短縮や記入ミスの削減に取り組むことになった。コストを抑えながら業務のデジタル化を実現した同社の取り組みは、働き方改革やDXを検討している企業にも参考になるだろう。
事例概要
大和ハウスグループで建物管理を手掛ける大和ライフネクストは、顧客サービスの品質を向上させるため、業務のムダを減らし勤務時間内の余剰時間を増やすことで、より創造的な業務に人的リソースを回したいと考えていた。
そこで同社は、建物内の巡回報告書のペーパーレス化を検討。これまで建物を巡回・点検した際に記す報告書を手書きで行っていたため、記入に時間がかかるだけでなく、報告漏れや文字が読み取りにくいといった不都合がたびたび生じていた。
当初は作業内容に合わせた専用ソフトの導入を検討していたが、スケジュール管理など追加の機能が必要になった場合に新たなコストが発生してしまう。そこで同社は27のアプリケーションを標準搭載した国産グループウェアを採用し、ノーコードで業務アプリを作成できるツールを組み合わせることで報告関係書類のシステム化を進めていった。
これにより情報共有の速度・確度が向上、報告のためだけの無駄な残業をなくすことができ、また報告書類の9割超のペーパーレス化も実現した。さらに、グループウェアに搭載されたスケジュール機能により従業員のタイムリーなマネジメントが可能になっているという。
事例概要
企業規模 | 企業規模問わず |
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課題 | 業務効率化 |
業種 | その他業種 |
部署 | 製造部門・生産管理部門・品質管理部門 |
地域 | 国内 |
導入年 | 2018年 |
提供企業・製品
導入製品名:desknet's NEO
提供企業:株式会社ネオジャパン
掲載日:2023/03/22
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