阪急阪神ホールディングス株式会社
14000名でのグループウェアの活用で情報共有効率化
阪急阪神ホールディングスグループがグループ経営の効率化に向け、グループウェアの統一を進めた事例。全社の情報共有効率化やセキュリティリスク低減を実現した。
大規模な企業グループでは、各社が独自にITシステムを導入し、グループ間での情報共有が円滑に行えないケースが珍しくない。万単位の従業員を抱える阪急阪神ホールディングスグループが既存の複数システムから選ばれた使いやすいグループウェアに統一し、グループ間の情報共有を効率化したプロセスをご紹介しよう。
事例概要
鉄道や不動産、ホテル運営、エンターテインメントなど幅広い事業を展開し、阪神タイガースや宝塚歌劇団の運営元としても知られる阪急阪神ホールディングスグループ。駅前開発など大規模プロジェクトはグループ企業が共同で進めることも多い。しかし各社で異なるグループウェアを使用していたため、同じプロジェクトメンバーでありながら情報共有が円滑でなく、相手の予定の確認にも時間を要していた。
電子メールでやりとりすることによる情報漏えいリスクなども鑑み、同グループは「グループウェア統一化プロジェクト」を実施。企業グループ内で既に使われていた複数の製品を候補として選び、その中で評価が高かったものを統一先として選定した。
現在ではグループ内企業50数社、約14,000ユーザーが共通のグループウェアを使用し、コミュニケーションの円滑化が実現。これまでグループ横断的な各社の取組事例などの共有が難しかったが、スペース機能の活用で、各種情報を共有するだけでなく、多くの関係者間で気軽に相談できる環境ができた。また、インターネットを経由せずグループウェア内でコミュニケーションが完結するため、電子メールの誤送信防止にもつながったという。
事例概要
企業規模 | 大企業向け(1001名以上) |
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課題 | コミュニケーション最適化 |
業種 | サービス業 |
部署 | 情報システム部門(開発系) |
地域 | 国内 |
導入年 | - |
提供企業・製品
導入製品名:パッケージ版 サイボウズ Garoon
提供企業:サイボウズ株式会社
掲載日:2024/04/08
更新日:2024/05/30
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