株式会社ベネッセコーポレーション
情報共有やデータ活用に課題を抱えていたベネッセの解決策は
情報共有やデータ集計のツールが増えると、非効率な運用につながることもある。この問題をGaroonとkintoneで解決したベネッセコーポレーションの事例を紹介する。
ベネッセコーポレーションは教育現場のICT導入などを支援する「ICTサポート事業」を展開している。同社は現場を支援するサポータと本部、約900人での情報共有を複数システムで行っており効率性に課題があった。そこで同社はGaroonを情報の保管庫として、kintoneを申請や報告業務で活用することに。その選定理由、活用方法や導入効果を紹介する。
事例概要
通信教育をはじめとして、出版や教育、生活、育児など幅広い領域で事業を展開するベネッセコーポレーションは全国の小中学校向けに「ICTサポート事業」を行っている。
同事業では、教育現場を支援するICTサポータと本部、約900人の情報共有には複数のシステムを使用して行っていたため、データの登録や集計の手間があった。また、メールによる情報共有では必要な情報が埋もれやすいという問題も起きていた。
そこで同社は、ICTサポータの作業負担をかけず簡単に情報共有できるツールを検討、複数の選択肢の中からサイボウズのGaroonとkintoneを選定、導入した。Garoonは情報の保管をする場所としてポータル、掲示板、ファイル管理を活用している。ICTサポータの勤怠管理や活動報告はkintoneで行う運用をしている。
これにより、情報共有やデータ集計が効率化され、本部の担当者によるデータの確認時間を3分の2に短縮できた。また、サポータが業務内容をシステムにタイムリーに入力することで現場の状況を把握しやすくなったほか、蓄積された情報は組織マネジメントの改善にも活用できるようになったという。
事例概要
企業規模 | 大企業向け(1001名以上) |
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課題 | 業務効率化 |
業種 | 教育業・学習支援業 |
部署 | その他事業部門 |
地域 | 国内 |
導入年 | - |
提供企業・製品
導入製品名:サイボウズ Garoon
提供企業:サイボウズ株式会社
掲載日:2024/07/09
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