Vetoquinol
長期的なマルチプロジェクト管理を容易にするたった1つのこと
医薬品開発など長期にわたるプロジェクトのライフサイクル全てを、的確にフォローできる手段とは? あるプロジェクト管理ツールについて、Vetoquinolの成功事例から学ぶ。
動物衛生研究所として世界的な規模を誇るVetoquinol。堅実な成長によりプロジェクト管理要件が増大した同社では、スタッフ全員が使えるプロジェクト管理ソリューションを検討。リサーチからメンテナンス、開発、計画までITプロジェクトの全てを管理できるツールを導入した。マルチプロジェクトとリソース管理の強化が実現できる理由とは?
課題
事業成長によりプロジェクト管理件数が増大したことで、従来使用してきた管理ツールに不足を感じるようになっていたVetoquinol。ポートフォリオ像を得るためのプロジェクト統合もままならい。そこで、研究、ビジネスアプリケーション、サポート、オペレーション間での情報交換を容易にし、プロジェクトのライフサイクル全てをフォローできると同時に、社内の各部門に向けた幅広いレポートを開発できる管理ツールを必要とした。
解決方法
統合管理ツールの導入にあたり、同社が一番注目したのは、エンドユーザーの自立性だった。選んだ製品は、設定オプションやガイダンスが充実しており、製品自体の扱いやすさもあいまって、導入のための集中トレーニングせずとも、エンドユーザーの操作が可能だった。
マルチプロジェクトが簡単に統合できること、無制限のレポート機能がついていたこと、コンサルタントの支援が手厚いことも決め手となった。
効果
フィルター機能を使ってデータのグループ化が実現。従来のプロジェクトレポートを生成したあと、リソース利用の概要を追加したマルチプロジェクトレポートや、経費、工数を加味した別レポートも、少しの手間で生成できる。プロジェクトマネジャーやPMOなど、データの直接利用者は権限で制限しつつも、生成された詳細なレポート自体は、管理、事業、製品開発の各部門の全スタッフに対して配信し、同じ資料を共有できている。
事例概要
企業規模 | 大企業向け(1001名以上) |
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課題 | 業務効率化 |
業種 | 医療業・福祉業 |
部署 | 情報システム部門(開発系) |
地域 | 海外 |
導入年 | - |
提供企業・製品
導入製品名:Sciforma 7.1 「PPMソリューション」
提供企業:サイフォーマ株式会社
掲載日:2024/03/25
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