散在するデータの一元管理とレポーティングの効率化を実現

UMB Financial

散在するデータの一元管理とレポーティングの効率化を実現

複数の部門にまたがり同時進行する多くのプロジェクトを効率的に管理するには、どのような方法が有効だろうか? 米国で金融サービスを提供する企業の事例から解説する。

  • 業務のIT化
  • 金融業・保険業
  • 情報システム部門(運用系)
散在するデータの一元管理とレポーティングの効率化を実現

米国で金融サービスを提供するUMB Financialでは、多部門にまたがってシステムを管理していたため、データがサイロ化しており、レポート作成に多大な時間を要していた。そこで、プロジェクト管理ソリューションを導入して全社データを集約。これにより大幅な効率化が実現された。同社のシステム効率化のプロセスを紹介しよう。

事例資料をダウンロード

課題

 UMB Financialでは、常に約75の大規模プロジェクトと数百の小規模プロジェクトを抱えており、必要なデータが多部門にまたがってシステムごとに管理されていた。また、それぞれのリソースの管理にスプレッドシートを使用していたため、データの更新やスケジュールの調整を手作業で行わなくてはならなかった。そのため、データの集積とレポート作成にも膨大な時間がかかり、マネジャーの業務は逼迫していた。

解決方法

 同社では、プロジェクトスケジュール、タイムシート、キャパシティープランニング、ポートフォリオプランニング、プロジェクトアカウンティング、リソーステーブルなど、多彩な機能を搭載したプロジェクト管理ソリューションを導入。システム選定にあたっては、同社のシステム開発プロセスに柔軟に対応できる高いカスタマイズ性を評価。これにより、各所に散らばるデータを1つのアプリケーションに集約することができた。

効果

 部門横断でのデータの一元化が実現し、1つのアプリケーションを通して全社データの把握ができるようになった。それに伴い、レポート作成にかかる時間が削減され、プロジェクトとキャパシティープランニングにより多くの時間を割けるようになった。また、計画と実績登録の両方の詳細レベルと説明責任能力も向上した。
 そうしたメリットを得られたことで、他部門からも同ソリューションの導入要望が増えているという。

事例概要

企業規模 企業規模問わず
課題 業務のIT化
業種 金融業・保険業
部署 情報システム部門(運用系)
地域 海外
導入年 -

提供企業・製品

導入製品名:Sciforma

提供企業:サイフォーマ株式会社

URL:https://www.sciforma.com/ja