事例

ServiceNow Japan合同会社

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可視化とサービス需要管理でデリバリー迅速化、事例に学ぶプロジェクト管理術

IT部門にはビジネスニーズの把握と、そのニーズに応じたサービスの俊敏なデリバリーが求められる。だが、現実にはプロジェクト個々の把握にとどまり、組織全体では幾つものリスクを抱えている。そこで改善事例を基に解決策に迫る。

要約

 企業のデジタル化の成否を分けるポイントは、IT部門と事業部門のパートナーシップにある。IT部門の役割は、ビジネスニーズを理解し、正確かつ俊敏に実行することにある。しかし、プロジェクト個々ならともかく、その役割がプロジェクトポートフォリオ全体で機能できているケースは少ない。サイロ化した管理ツールによる不透明な状況が、ニーズの優先順位づけやリソースの適正配置を阻んでいるためだ。

 こうしたデリバリーモデルの課題には、プロジェクトデータの一元化が有効だ。第一歩として、プロジェクトをリアルタイムに把握できるように関連データを可視化。さらにITサービスの需要管理も実施することでニーズに漏れなく対応するとともに、ポートフォリオレベルのリソース計画と組み合わせ、過度の負担が集中するなどの事態を防止し、リスク削減も図る。

 本資料では、これらの対応によりITプロジェクトポートフォリオの管理方法を変革したServiceNowの事例を紹介する。年間4000時間以上の業務時間を削減し、プロジェクトの審査・承認に要する平均時間を40%まで短縮したという同社の成果を詳しく見ていこう。

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