静岡県庁健康福祉部感染症対策課
閉域網にも対応可能なテレビ会議システムで情報共有がスムーズに
静岡県庁は、インターネット接続のセキュリティ要件が厳しく、普及しているテレビ会議システムが使用できなかった。コロナ禍の在宅勤務のために採用されたシステムとは。
静岡県庁はインターネット接続のセキュリティポリシーが厳しく、Zoomすら使用できない時期があったという。しかしコロナ禍をきっかけに在宅勤務の実施が必要となった。そこで同庁の感染症対策課は、セキュリティ要件にも適合した「オンプレミスなど閉域網にも対応可能な」テレビ会議システムを導入。これにより、部門内の連携が円滑になった。
事例概要
静岡県庁では、LGWAN(総合行政ネットワーク)、インターネット接続のオープン系、マイナンバーを使うネットワークの3つを利用しており、中でもインターネット接続は、Zoomすら使用できないほどセキュリティポリシーが非常に厳しいものだった。しかしコロナ禍をきっかけに在宅勤務が増えたことで、業務のリモート化を推進する必要が生じてきた。
そこで同庁感染症対策課では、LGWANで使用できる「オンプレミスなど閉域網にも対応可能な」テレビ会議システムを選定、導入した。ネットワーク・セキュリティの観点で導入時の接続の懸念もあったが、事前のテストを経てスムーズに導入することができたという。
感染対策課は三島市と静岡市にある県庁の2拠点があるため、導入後は通常のテレビ会議用と、常時接続によりお互いの状況を把握する用を使い分けて使用している。これにより連携がスムーズになり、特に感染対策における情報共有がしやすくなった。また、お互いの状況がリアルタイムで確認できるため、業務効率が向上し、日々のミーティングや会議の事前準備など細かい調整もリアルタイムに行うことが可能となったという。
事例概要
企業規模 | 企業規模問わず |
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課題 | コミュニケーション最適化 |
業種 | 政府・官公庁・団体 |
部署 | その他事業部門 |
地域 | 国内 |
導入年 | - |
提供企業・製品
導入製品名:LoopGate
提供企業:ギンガシステム株式会社
掲載日:2024/12/09
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