不統一だった精算フローを統一し、業務の負荷軽減・早期化を実現

ピー・シー・エー株式会社

不統一だった精算フローを統一し、業務の負荷軽減・早期化を実現

ピー・シー・エー(以下PCA)では、各営業所で経費精算フローが統一されず、非効率な運用だった。しかしシステム化により申請・承認を迅速化、集計の手間も軽減された。

  • 業務効率化
  • 情報サービス業
  • 財務部門・会計部門・経理部門
不統一だった精算フローを統一し、業務の負荷軽減・早期化を実現

会計を中心とした業務ソフトウェアの開発を手掛けるPCAでは、経費精算の非効率な運用が課題となっていた。フローが各営業所で統一されず、紙の申請書の集計や入力にも時間がかかっていた。また、現金でのやりとりのため、現金を金庫に保管するリスクもあった。しかし経費精算の電子化により、業務の効率化、月次決算の早期化が実現できた。

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課題

 PCAでは、経費精算を全国各地のそれぞれの営業所で現金ベースの管理を行っていた。事務スタッフが銀行でまとまった額の現金をおろして社内の金庫に保管、申請のたびに精算して現金を申請者に直接手渡すという流れだ。また、本社では営業所から送られてきた処理済みの手書き伝票を、仕訳して会計システムに入力していた。そのため、担当者が銀行へ行く時間や経費、社内に現金を保管するリスクなどが課題となっていた。

解決方法

 2014年、東京証券取引所第一部銘柄への昇格を機に、精算フローを見直すことになり、自社の開発担当者に相談すると「MajorFlow」を勧められた。小口現金の廃止というニーズに合っていたこと、自社製品のユーザーにMajorFlowと連携して導入した事例が数多くあったことが決め手だった。導入時に財務部で行った準備は、マスターの整備程度で、カスタマイズもほとんど不要で、会計システムとの連携もスムーズに行えた。

効果

 従来は伝票集めに約2営業日必要だったが、導入後は証憑類を電子データ化して添付してやりとりすることで、原本の到着を待たずに本社で処理できる。品目を選択すると、自動的に適切な勘定科目が選択されるため、入力の誤りが解消され、各営業所の事務スタッフや本社の経理部などでの妥当性チェックやデータ再入力が不要になった。これらにより、月次決算の早期化を実現できた。今後は、スマートデバイスへの対応も考えている。

事例概要

企業規模 中堅中小企業向け(101~1000名)
課題 業務効率化
業種 情報サービス業
部署 財務部門・会計部門・経理部門
地域 国内
導入年 2014年

提供企業・製品

導入製品名:Web経費精算システム MAJOR FLOW Z KEIHI

提供企業:パナソニック ネットソリューションズ株式会社

URL:http://pnets.panasonic.co.jp/mf/major-flow-z/major-flow-z-form/