大成建設株式会社
年間約60万件の経費申請処理、特殊要件にも柔軟に対応
経費精算システムの選定において、業界や導入企業独自の経費処理や個別要件への対応は特に注意が必要なポイントだ。建設業大手・大成建設の課題解決事例をご紹介しよう。
大成建設では、建設現場とバックオフィス部門の社員の経費申請処理を、スクラッチ開発した経費精算システムで行っていたが、老朽化で保守性が低下、さらにモバイルデバイスや新制度への対応も難しくなってきた。そこで同社は、新たにクラウド型経費精算システムを導入し、時間や場所に左右されずスマホにて経費申請できる体制を整えた。
事例概要
大成建設では、建設現場とバックオフィス部門の社員合わせて年間約60万件の経費申請を行っている。同社は2000年代初頭にスクラッチ開発した経費精算システムを使用しており、全国にある支店の経理部門がそれぞれ建設現場の作業所からの経費申請や承認に対応してきた。しかし、システムが老朽化し保守性が低下したことに加え、モバイルデバイスや新制度への対応も難しくなったことから、クラウド型サービスへの刷新を検討することにした。
同社はカスタマイズが柔軟にできる点やスマートフォンによる使いやすさなどに注目してクラウド型経費精算システムを選定、導入。システム選定にあたっては、本社・支店の複雑な組織構成への対応が柔軟に行えたことや、多くのクラウド型経費精算サービスが中堅規模向けである中で数千人規模の企業での運用実績があったことも安心材料になったという。
新システム導入後は、スマートフォンから申請できるようになったことで、場所を選ばずいつでも経費申請ができるようになった。また作業所から支店へ紙の領収書を郵送する手間が不要になり、業務効率化やペーパーレス化も進んでいる。
事例概要
企業規模 | 大企業向け(1001名以上) |
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課題 | システムリプレース |
業種 | その他業種 |
部署 | 財務部門・会計部門・経理部門 |
地域 | 国内 |
導入年 | - |
提供企業・製品
導入製品名:クラウド型経費精算システム Spendia
提供企業:TIS株式会社
掲載日:2024/07/02
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